サプライズ発売となったドコモのiPhone5S&Cでしたが、「たいして売れてない」「期待外れ(の売上)」という記事が目立ちます。コミュニケーションの講座で、いつも私が重視しているのは情報の発し方より「受け方」。ドコモ売れてない情報はどう理解すべきでしょうか。
マーケティングがマーケティングたる存在意義は、単にデータを鵜呑みにすることではなく、またどれだけ精度を上げたところでリサーチで消費者の心をすべて読むことなど出来ないという、当たり前のことではないでしょうか。データを「読み込む」ことこそ、マーケティングマネジメントの存在意義だと考えます。
コミュニケーションにおいては、「上手くやろう」「上手に話そう」ということばかりに気を取られがちかと思います。しかしその前に、「しっかり聞く」「しっかり認識を持つ」という前提がないと、コミュニケーションは成り立たないのです。
マスコミへの信頼感が崩壊してそこそこ時間が経っています。自分の目で理解し、確かめ、それでも最後は自ら判断することは、欠かせません。
ぜひコミュニケーション能力向上を図りたいという皆さんは、今一度しっかりと判断を下すための情報そのものの精度についても、しっかりと確認し、情報をきちんと咀嚼することから始めて下さい。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
コミュニケーション大学院講座
2013.10.27
2013.10.03
2012.10.19
2012.04.14
2012.02.25
2012.02.06
2011.04.13
2011.01.11
2010.11.27
株式会社RMロンドンパートナーズ 東北大学特任教授/人事コンサルタント
芸能人から政治家まで、話題の謝罪会見のたびにテレビや新聞で、謝罪の専門家と呼ばれコメントしていますが、実はコミュニケーション専門家であり、人と組織の課題に取組むコンサルタントで大学教授です。 謝罪に限らず、企業や団体組織のあらゆる危機管理や危機対応コミュニケーションについて語っていきます。特に最近はハラスメント研修や講演で、民間企業だけでなく巨大官公庁などまで、幅広く呼ばれています。 大学や企業でコミュニケーション、キャリアに関する講演や個人カウンセリングも行っています。