「ジャック・ウェルチ リーダーシップ4つの条件」を久々に読み直してみて、 「最も優れたリーダー」についてのジャックウェルチ流の定義が刺激になった。 最も優れたリーダーは、境界のないスタイルを備えている。
ある時、一人のマネジャーがウェルチに尋ねた。「『改革はいつ終わるのか』と部下に尋ねられたら、なんと答えればいいのでしょうか?」。本当のことを言えばいい、とウェルチは答えた。「改革は、決して終わらない」と。
☆優れたリーダーは、コミュニケーション能力が高く、相手に共感できる。
真のリーダーは、どのように語るかだけでなく、どのように相手の話に耳を傾けるかも知っている。相手に共感することができ(心を持ち)、部下に罵声を浴びせることはない。
☆真のリーダーは、効果的なチームを構築する。
最も優れたリーダーは、目標を実現する(もしくはそれ以上のことをする)には、最も優れた人々の協力が必要だと知っている。
☆最も優れたリーダーは、組織の目標の実現に集中する。
個人の貢献は、それが組織による目標達成に役立つ場合にのみ意味を持つ。
☆最も優れたリーダーは、大きなエネルギーを持ち、他人の行動を刺激する。
最も優れたリーダーは、ビジョンを明確に示し、人々がビジョンを実行できるようにする。
☆強力なリーダーは、「伝染性の情熱」を持っている。
組織の能力が拡大していくにつれて、「戦力強化装置」として働く。
☆偉大なリーダーは、実現し、結果を出す。
彼らは財務面その他の主要な目標を実現し、超越する。
☆最も優れたリーダーは、自分のやることを愛している。
毎朝起きると、まず当面の仕事に取り組もうとする彼らにとって仕事は苦行ではない。彼らは、仕事を愛している。
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今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長
組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。