ソフトウェア製品の販売だけでなく教育やサポートも提供しているアシストでは、研修コースの人気講師になると1年間の出社日の約4割近くが講師担当日になる。
人前で話すのは苦手だと思っていた神山。しかしいまでは研修講師という仕事が天職であったかのように熱心に、そして真剣に取り組んでいる。
「特に新しいコースを初めて担当する時は、何とも言えない緊張感があります。そして研修を行い、お客様の反応を目の前で見た時の達成感はなんともいえません。アンケートで生の声をいただく時は、試行錯誤で苦労しながら準備した結果がダイレクトに返ってくるので嬉しく、面白いです。研修中、うなずいて聞いてくださるお客様や質問を沢山してくださるお客様など、積極的なお客様を前にすると、こちらも嬉しくて調子が上がってきます」
研修は自分自身の成長を測れ、かつ、自分が誰かの役に立てていることを実感できる場である。神山が担当するOracleでは12コースもの研修があり、データベースといえども分野は多岐にわたる。これからも日々調査をし、新しいことを学び続けていかなければならないが、それが今の神山にとって大きなやりがいとなっている。
仕事を離れると神山は海へ向かう。入社してすぐ会社の先輩に誘われて始めたサーフィンだ。スポーツには自信があったためすぐにできるようになるだろうと最初は高を括っていたが、半年海に通っても上達しなかった。意地になって続け、徐々に波に乗れるようになると今度はどんどんのめり込んでいったという。
「サーフィンというとチャラチャラしたイメージを抱く方もいると思いますが、海に入っている時は全員が真剣です。メンタルであり、またハードでシビアなスポーツなんです。上手くなりたいけれどなかなか上達させてくれなくて、日々もどかしさを感じています。でも、仲間と自然を前にしてサーフィンするのが最高に気持ちいいですね。今では毎週末サーフィンをしないと調子が悪くなるほど。一生続けていきたいスポーツです!」
サーフィンは危険に対する覚悟と、いつどこでいい波がくるのかを待つ我慢強さが必要である。いい波が来てもうまく乗れるとは限らないし、常に流動的な波にサーファーは自身を合わせていかなければならない。そして波に乗った時の達成感は格別で、まさに自然と一体になる瞬間だ。
また神山は最近、大金をはたいてピストバイクを買ったという。
「最初は、“カッコイイなぁ”、“気持ちよさそうだなぁ”としか思っていなかったんですが、調べていくと背景もあるし奥が深いということを知りました。『自転車と一体化したあの感覚が、スピードに関わらず感じられる。手足となり自分の心と一体化する』などと書かれていたブログを読んでいたら、どうしても自分で体験したくなり買ってしまいました」
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