コンピュータ・ソフトウェア販売のアシストでは、直販の営業とパートナー営業の2つのルートで製品を販売している。それぞれ営業マンの動きは異なり、パートナー営業はあくまで自分は黒子でビジネスパートナーが主役、パートナーを盛り上げて自分のところから仕入れてもらうことを考え、一方の直販では自分が主役となってお客様と直に話をして、自分の考えをもとに案件を進めていく。
営業職はスランプの時もある。それについて佐藤はこう語る。
「うまくいっている人のやり方を真似ることを試しましたが、能力や性格も異なるのでなかなかうまくいきませんでした。自分の場合は、環境を変える、たとえば以前は夜型で、帰りも遅くて終電くらいまで仕事をしていましたが、それだと疲れてしまうんです。生産性も落ちると思います。朝型にすることで、直帰で帰れるように朝早く準備しておこう、そうなると限られた時間の中で意識して自分の仕事をやることになるので集中力が上がりました。営業に正解はない、と言われるように、スランプの時は自分にあったやり方で正解を見つけ出すしかないと思います」
佐藤の上司である中村宗吉は、
「営業の喜びは、お客様との接点を多く持ち、お客様よりお客様のことを知っている。また、何かお客様の課題が持ち上がった時に、お客様から誰よりも最初に相談いただき、そして、お客様の業務改善に繋がるお手伝いができることだと思います。佐藤さんの営業としての強みは、その喜びを実感できること、また、いつもそうありたいと願う気持ちが、実績に結びついていることだと思います」と語る。
佐藤が大切にしているのは社外の関係だけではない。社内のコミュニケーションも同様に忘れてはいない。
「技術の方とは日頃からコミュニケーションをとり、相談しやすい関係作りに努めています。皆さん経験豊富ですし、営業の思いや方向性を伝えれば、その意図をしっかりと汲んでくださる方が多いです。中途で入社して、思ったことはアシストは人に温かい会社だということ。うまく表現できないですが顧客や社員に対して会社全体が親身に接している気がします。そしてもう一つはトップダウンではなく、社員自らが自発的にアシストをもっと良くしていこうと考え実践する風土、文化があるということ。こういう社風のなかで、あとは自分自身がいかに回りの方々を巻き込んでいくか。それがお客様とのつながりを深めることにつながる気がします」
佐藤にとって、働くとは社員同士が刺激し合い、自分と会社を成長させることだと言う。
「2010年の大河ドラマ『龍馬伝』で、(福山)龍馬が、自分が行った数々の偉業について、“ただ自分にできることをやっただけ”、というセリフがあるのですが、いつか自分も謙虚に頑張って、そう言えるようになりたいですね」
回りの人との密なるコミュニケーションがあってこそ、案件がとれ、営業が成立する。そして、その交流こそが営業マンの基本であり、また醍醐味だということを佐藤は日々実感している。
文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓
お問合せ:press(アットマーク)ashisuto.co.jp
03-5276-5850
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