社内のメールでのやり取りで、ちょっとした工夫をするだけでも、会社の生産性はあがりますよ!という話。 もちろん、社外とのメールにも応用できます。
…といって、複数の人間に同時に報連相する際は、メールでの連絡は便利な側面も大きいですから、この方法を捨てるわけにはいきません。
そこで、報連相の中でも「絶対に見てほしい人」の名前を、たとえばタイトルそのものに
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田中さん>グループインタビューの件で
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と入れてしまい、複数名に送っちゃうのです。
これ、効果高いですよ、実際。
3.「重要」の基準は「あなたの主観」ではなく「会社にとって」
この文章を見ただけで「そうそう!」と思われた方も沢山いらっしゃるでしょう(笑)。
タイトルに「重要」を連発する送信者のメールは、「重要」と扱われなくなります。
「至急」を連発する送信者のメールは、残念ながら無碍にされます(苦笑)。
それは、送信者の主観に過ぎない、と、多くの方に思われてしまうから、ですよね。
会社を創っている当事者である意識を持っている方の「重要」とついたメールは、ほんとに「重要」なメール、なものですよね。
4.相談や問い合わせメールには締切を明記する。そして「何もなければ○○とする」という進め方。
漠然と皆さんに意見を求めたいメールであっても、締切は必ず入れてほしいのです。受け手としては。
締切がないとどうなるか、というと
・受け手としては「時間があるとき考えよう」として忘れてしまう。
・相談や問い合わせメールを起点に、メール参加者の議論が始まると、どんどん決着が後ろ倒しになる(最初から締切があれば、その締切を意識して意見を投げ、議論するものですから、人は)。
…他にも考えれば、負の影響は沢山あります。
加えて、意見がない時に、送信者が困らないように、「何も意見がないようでしたら○○とする」といった、「意見がない時に先に進められる案」を必ず提示しておくことです。
5.正確に伝えようとしすぎない。
複数の人間にメールを送る際、様々に誤解されることを恐れ、一つ一つの言葉の意図をくどくどと説明したり、「念のため」の文章を羅列したりする方がいらっしゃいます。
…で、メールが長くなり、「最も伝えたい意図」が伝わらない、と…。
正確に受け止めてもらえるような文章を書くことは大切です。
しかし、正確に伝わることを期待し過ぎちゃいけないんです。
6.口頭でのコミュニケーションを併用する姿勢で!
6つめに持ってきましたが、僕自身は、これまで挙げた6つの工夫で最も声高に伝えたいものです。
口頭でもコミュニケーションしなよ!と伝えると、こういう人がいます。
次のページ7.報連相のやり取りが1つでも少なく済むことをつねに考える。
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