2011年3月11日、太平洋三陸沖を震源としてマグニチュード9という大地震が発生し、その後20メートルを超える津波が襲うという大災害が日本を襲った。さらにはそれによって福島原子力発電所が停止、戦後最大の自然災害は世界に放射能汚染をもたらすほどの規模となり、発生から1ヵ月たった今でも予断を許さない状況が続いている。
まだ地震は続き、廃炉が決定となったとはいえ、今後長い時間をかけて原子炉を冷やし、安定して止めるまでは原子力発電所からの放射性汚染が続く。星が懸念しているのは今後のサポートセンターの運営だけではない。大きな被害を受けた福島県は星の出身地でもある。サポートセンターで臨機応変に指揮をした星だが、ふるさとのこと、そこに住む親戚、友人や知人については一言も口にしなかったのは言葉にならない以上の思いがあるからだろう。
どのような状況になってもユーザ・サポートを滞らせないようにするというサービス事業部のリスク管理。けれども何よりも大切なのは人命を優先することだという企業理念。結局は、そのシンプルな原則を曲げることなく全うするのがビジネスの基本なのだ。
文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓
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