「まったく許せない! うちの会社のオヤジたちをなんとかしてもらいたい」こんな声を耳にします。そんな女性達が悲鳴をあげる「許せないオヤジ」とやら、建設関係や鉄鋼業など昔から男性が仕切ってきた業界に多いようです。
この週末、ある地方の会社が仕切るクライアントを招いたバーベキューパーティが開かれ、前日の講演に招かれたついでに参加させていただきました。
一泊した宿に同じように宿泊されていた男性3人組の車に便乗させていただき、いざ会場へ!
仕切っている会社の社長がその男性の方たちを手配してくださったおかげで市内を迷うことなく、スムーズに到着できました。
テントが5個ぐらい張ってあり、たぶん200名は参加するんではないかというそんな盛況なパーティです。
同じ車でつれてきてくださった男性は、さっと私達を会場に案内し、その後は知り合いのところに挨拶周り。
親分格の60歳ぐらいの男性は、ぽっこりお腹がでた様子がとてもキュートで親近感を感じる方です。決してオシャレとはいえない装いや雰囲気だけど、キャラがしっかり立っています。千葉から来られた方で、全体の印象が皮をかぶった落花生みたいなので、スタッフと「落花生さん」と命名。
「鱒を釣ってきたから、食わしてやるよ~」
気さくな言葉の中に愛情を感じます。
迎えてくださった男性は50代後半くらいでしょうか。
茶色のジャケットがとてもオシャレで、ヘアスタイルも都会的です。
早速、ビールやらお酒やらをサービスしてくださって、その気配りがまさに豪華ホテルの支配人のよう。
私たち二人は彼を「支配人」と命名。
途中、かなりお酒が廻ったのか真っ赤なお顔になりながらも、紳士っぷりは変わることはありません。ステキです。
男性ばかりで女性が少ない会だけに私達をレディのごとく扱っていただき、とても気持ちよくお酒も進み、午後1時ごろにはかなり出来上がっていました。
そして、ちょうど宴もたけなわの頃合。ひとりの40代の男性が近くに。
眼鏡もオシャレで時計も立派!
かなり見た目に気を使ってらっしゃると関心しました。
話が弾んでくるとだんだんシモネタが始まります。
私もそれほど苦手ではないので、適当に相手をしているとどんどんエスカレートし、答えに困る質問を投げかけてきます。
さすがの私も別の話に切り替えたり、聞いてないフリをしたり・・・・・・。
折角の気分も台無し~と思ったところで、最近お会いした女性の話を思い出しました。
長年大手建設会社に勤める彼女が言うには、許せるオヤジと許せないオヤジの違いは、シモネタのフリ方なのだそうです。
お酒も入り、場もリラックスしてくれば大人の男女の会であればシモネタもあって当然。
しかし、ウィットに飛んださらりとやり過ごせる、笑えるシモネタを提供できる男性がなんと少ないことかと嘆いていました。
次のページ「許せないオヤジ」
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2007.10.15
2007.10.20
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役
「自分らしさをデザインする。」をコンセプトに、独自のパーソナルアイデンティティ分析を基に業界・業種・役職に合った「自分らしさ」をスタイリスト、ヘアデザイナー、ボイストレーナー、演出家ほか各種スペシャリストとともに演出をサポートしています。ビジネスパーソンのためのパーソナルプロデューサー、が肩書きです。