「目の付けどころがシャープでしょう」と言うくらい、常に斬新な発想を世に送り出すシャープ。それはこのたび新発売のクアトロンにも言えそうですが、シャープの言う4原色は、実際のものとはちょっと異なるようです…。
と言うことです。
確かに、黄色は色の中では白の次に明度が高い(明るい)色。
その黄色を別に使用することで、輝度が増すでしょう。
また、従来の3D表示は通常表示に比べ、画面の輝度が低下して見えていたそうですが、この4原色液晶パネルは、3原色液晶パネルに比べて約1.8倍の明るさ!
だから、液晶シャッターメガネを使用しても暗さを感じさせない明るさでもあるそうです。
おまけに、黄色を加えることによって、小判や金貨の「金の色」、楽器の金属色、ヒマワリの黄色といった鮮やかな黄色系の色、そして、エメラルドグリーンの海、鮮やかな空の色など、放送信号規格の色域に制限されていた、黄色領域に存在するほぼ全ての自然の色が、再現できるそうです。
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ただ、この4原色と言う考え方は、
あくまでも液晶ディスプレイ上の考え方であって、
本来の「色の3原色」とは異なるのです。
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シャープのカタログには下に小さく表示されてますが、実に紛らわしい!!
しかも色材の3原色には黄色が入っているので勘違いされる方も多いのではないかと思います。
色に関する資格を取りたい方や、学生さんはお気をつけくださいね。
P.S.本来なら色の三原色と書くところをシャープのカタログに合わせて3原色にしています。
今日の一言♪
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光の3原色はあくまでも赤・緑・青(R・G・B)です!
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カラーコンサルタントRosa 代表
Ciao!カラーコンサルタントRosa代表の山田美帆です。 INSIGHTNOWのリニューアルに伴い、3年ぶりに戻ってまいりました! これからもINSIGHTNOWの「色物」として頑張ります(笑) こちらでは、カラーマーケティングをはじめとして、女性マーケティング・ビジネスマナーについてお話したいと思います。 また、美容やアンチエイジングについても書いていくつもりです。 どうぞよろしくお願いいたします♪