昨日終幕した東京モーターショーは、ECOカー時代の到来を感じさせられるものでした。従来の目玉であったスポーツカーは随分と少なくなりましたが…、 その中でトヨタ自動車は新世代の「赤いスポーツカー」で、スポーツカーならではの車を操る楽しさを提案しています。 今回は、スポーツカーが「赤である」理由について考えてみましょう!
皆様こんにちは。
カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。
2年に1度開催される「東京モーターショー」も昨日で終わりました。
今回は海外自動車メーカーからの参加も少なく、
2年前に比べるとかなりの縮小ムードでした。
また「エコカー」が主流で、
これまでショーの目玉であった「スポーツカー」が少ないのも印象的でした。
その中で、トヨタ自動車は新世代のスポーツカーとして、
「FT-86」のコンセプトカーを出品していましたが、
yahooニュースによれば、この車は
「デザインコンセプトは鍛え抜かれた筋肉。
ボディカラーは赤。トヨタのスポーツカーの再出発という意気込みで、
いずれのクルマにもない赤を採用した」
というコンセプトで作られたそうです。
私も実際に拝見したのですが、
少しピンクがかった赤という感じで、確かに今までにない赤だと思いました。
ところで、「スポーツカー=赤」
というイメージを持たれてる方は多いと思いますが、
なぜなのでしょう?
それは色の持つ心理と関係しているのだと思われます。
赤は色の中でも一番エネルギーが強い色。
パワーがあり、目的に向かってどんどん進んでいく色です。
そのため他の色に比べて、
馬力があってスピードが出るイメージがあるのです。
しかも赤は男性的で力強い色。
今回のように「鍛え抜かれた筋肉」を表したいときは、最適な色ですね。
また赤は闘争本能をあおる色なので、
レースなどにも向いている色なのです。
フェラーリやカウンタックなどの影響もあると思います。
もともとヨーロッパは国によってイメージカラーがあるので、
イタリアのイメージカラーが赤であることから、
「スポーツカー=赤」のイメージが定着したのかも知れません。
ところで、財団法人日本ファッション協会 流行色情報センター(jafca)情報によれば、
mixiのコミュニティーの中に「赤いスポーツカー」というものがあるそうで、
しかもオフ会が頻繁に開かれているそうです。
参加者によれば、「なぜ赤いスポーツカーなのか?」という理由として…
赤は優越感を感じる色でもある。集まることによって、より目立ち気分がいい。
非日常的なところが好きで安心感とは逆のものを求めている。
コスプレと同じ 。
赤が好きな人は変わり者が多い。
変わり者どうし仲良くしようとの想いも強い。
などの意見があります。
その反面、
目立ちたがり屋だが、自信がない人が多い。
という意見もあり、「赤」によって自信をつけたいと望むのでしょう。
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カラーコンサルタントRosa 代表
Ciao!カラーコンサルタントRosa代表の山田美帆です。 INSIGHTNOWのリニューアルに伴い、3年ぶりに戻ってまいりました! これからもINSIGHTNOWの「色物」として頑張ります(笑) こちらでは、カラーマーケティングをはじめとして、女性マーケティング・ビジネスマナーについてお話したいと思います。 また、美容やアンチエイジングについても書いていくつもりです。 どうぞよろしくお願いいたします♪