年配の上司で、いい人なんだけど見た目が今イチ、っていうタイプの人いますよね? 親しい仲なら思わず、「もうちょっと外見に気を使ってくださいよ、今どき見てくれだってビジネスの要素ですよ」と冗談交じりに言っちゃうけれど、本人はいたって気にしていません。 まあ、そう言われて考え方を変えるくらいなら、そもそも最初から服装にも気を配っているわけですが。
そこにいくら新しいファッションの「知識」を入れようと思っても、なかなかうまくいかないのは想像つきますよね。標準ビジネスファシリテーターの用語では「気づきの脳内マップ理論」と言いますが、人間が「分かった!」と感じるのは、頭の中の既存の知識と新しい知識が結びついた時。と言うことは、頭の中が真っ白けな人は「分かった!」と思いようがないのです。
なので、もしも近くに、「この人もっと『外見力』を磨いた方が…」という人がいたら、へたなアドバイスをするよりも、黙って毎月「GMSの法則」で紹介された雑誌を差し入れしてあげてください。きっと1年後には、見違えるように変わっている、はず。
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人材育成とビジネス教育
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