「相手のことを思って言っているのになあ…」と、なかなか相手に自分の気持ちが伝わらなくて困っている方。 思考を変えてみませんか? まずは「自分のため」と。
人生はすべて自分のもの。
人のため、あなたのため、ばかりを考える人生って、窮屈ですよね。
だからといって好き勝手に、人様に迷惑をかけても構わず、生きろ!と言うつもりはありません。
一人で生きるのではなく、社会の中で生きるのであれば、人の「間」の空気を感じながら生きなければいけませんので、相手のことを十分に慮る必要があるのはもちろんです。
じゃあ、「相手のためを思う」にはどうすればよいか。
「あなたのため」が「わたしのため」に無意識に含まれればいいんです。
つまり、相手に何か伝えたいことがあるとき、「自分のためにやってるんだもん」という気持ちが先にあれば、逆に相手に伝わりやすいものではないでしょうか。
そして伝わったとき、なんだか自分自身もhappyになる。
それが「相手のため」になるし、「自分のため」にもなるコミュニケーションかと。
数学で「包含関係」というのを学習しますよね。
この包含関係の記号で表すと、
「あなたのため」⊂「わたしのため」
「これだけ相手を心配しているのに、なんでわかってくれないかなあ」と思っているあなた。
一つ方法を教えましょう。
なるべく「あなたのため」という言葉を実際に発しないこと。
自分自身の姿勢・息吹から、相手に感じさせていくこと。
この訓練をするだけで随分違うと思います。
「あなたのために(勉強しろと)言ってるのよ」といいつつ、聞いてもらえないお母さん。
「あなたが勉強しないと、お母さん年金もらえなくて大変じゃない」と笑い混じりに言ってみては。
「お前のためを思って話すんだ」とかなり面倒を見ているつもりなのに、人気のない先輩。
「お前がしっかりしないと、忘年会できないじゃん!」と冗談交じりに言ってみては。
そして、コンサルタントの方は、関係性が出来ない前に「御社のために」なんていわない、いわない。
誰だって自分のことが第一なんです。
そこを肯定し、他人にも見せていくこと。
相互理解はそこからのような気がします。
安易に「あなたのため」を連発するのではなくて。
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