どこか、ほかのところへ行けば、もっと違うことをすれば認められるのでは?というのは、たいてい幻想のように思います。まあ、イチローが社労士みたいに保健の書類作るのはむいてないかもしれませんが・・・。
だから、大小の企業規模は問わず、外部環境を変えることをいきなりやることはお勧めしません。
喜ぶのはキャリアコンサルタント?と称したりする転職斡旋の人々だけですね。私は転職をそそのかして利益を取るような商売は大嫌いです。
もしも、評価を上げたいのならば、できるようになりたいならば、目の前のことに向き合い、自分の評価があまり芳しくないことを受け入れつつ、這い上がるしかない、と私は思います。
まず、自分をある程度、冷静に、第三者的に見て、把握して、できないことを認識して、そこを超えるしかない。
それは本当にしんどい作業だと思います。
できるようになるのに、セルフイメージを変えないといけませんからね。こういうと、テクニカルに、できそうに聞こえるかもしれませんが、すごく端的に言うと、「あなた自身を変えないとうまくいかない」ということです。
変わろうと思えば、一瞬で変われる瞬間もあります。
でも、変わったあなたを継続するような工夫をしないとすぐに元に戻りますよね・・・。
上司は見ていて、自分が変われば、時間は多少かかっても評価は上がる。そのために、目の前の仕事をどうやるのか?そういうことを常に問い続けて仕事をする。それしかないと思います。
目の前の仕事から逃げない。この仕事をしっかりやることで評価を上げる。決して、いま、ここ、以外に自分を簡単に認めてくれるところがあると思わないこと。
私が見てきた人だと、それを1年以上続けられれば、意外と外部が変わってくる実感が得られる場合が多いのではないかと思うのです。
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。