今日は、マネジャーさん向けのお話しです。マネジャーは部下とミーティングをしますね。一日に必ず30分ぐらいはするでしょうか?その時、5分を使って研修をしてはどうですか?というお話しです。
さて、今日は愛のお話しです・・・。いや、研修のお話しなんですけど。でも、外部にお金を払ってする研修ではなくて、マネジャーさん自身が講師になる研修のお話しです。
自分が一通り、成長プロセスを辿ると、人に対して指導する立場になったりしますよね。
ならないのは何かしら問題があります・・・。
人を育て動かすことこそビジネスの醍醐味ですからね。
その時に、結局、親というか上司というかマネジャーというか、そういう人はただ与えるのみというスタンスが正しい気がしています。
部下は自分のために働いてくれているわけです。子供はいてくれるだけで幸せだったりしますよね。
それだけで、自分に与えてくれているんですね。
だから、部下に対しては、フィードバックをすることでその部下の成長につながるように、与え続ける。それが大事だと思います。
ミーティングをしたら、必ず5分ぐらい、精神論的な研修でもいいから、すべきだと思っています。なんでもいいんです。
「匿名係長にはなってはいけない!」とか、「半分はいいこと、半分は悪いこと」とか。なんでもいいんです。
私はほぼ必ずやります。指導する対象となる方に研修を必ずします。
私は確かに引き出しが多いですけどね。インサイトナウさんに寄稿しているものが100個以上あります。あのネタを5分でしゃべるだけで、100回、5分間研修ができます。
それを毎朝やるのと、やらないのと、部下の成長はどれだけ違うと思いますか?
3年積み重ねたらどうでしょう?
1回の打ち合わせでたった5分でよいのです。
大事なことなら、7回連続シリーズにしてもいいのです。
報告・連絡・相談だったら、むしろ、7回連続でやるべきテーマです。
ミーティング時に、5分間研修の形式にすれば、怒ったときに指摘ということになりにくいですし。研修もしないのに、部下が何かしたから説教というのは、醜い。そして、お互い嫌な気持ちになる。
だから毎日研修したほうがいいですよね。毎日が学びなんです。
上司は常にそういう5分で学びになるネタを用意したほうがいいと思います。結局、楽になるのは自分ですから。
例えば、「匿名係長にはなるな!」は、ある程度、組織のある会社でのお話しですね。
組織には、たまに「本部付き担当部門無し」というような人がいます。組織とは関係ない、やや特殊な問題解決スペシャリストみたいな人間もいますよね。そういうの、傍目見ると、かっこいい。
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。