誠実さは全ての言動の原点になる。
このような積み木の積み方は、独学でも習得できるのだが、その場合、天才的な能力を発揮する人と、とても不安定で危険な積み方をする人という2つの極端な層が形成されやすいようである。
誠実さを構成する要素は2つであろう。
一つは、純粋さや純心さである。つまり、先入観や偏見を全く持たずものごとを見聞きして、感じたり考えたりして、行動する力である。
もう一つは、倫理や道徳である。「好き・嫌い」ではなく、「良い・悪い」の判断をする力である。それは社会生活における経験の積み重ねによって習得できるものだが、自己の経験に限定されない、より広範で普遍的な経験則を得るためには書籍や人から学ぶなどの「学習」が不可欠になる。
【V.スピリット No.101より】
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