【弊著・予告編】あなたの人生にとって、もしくは、あなたが関わる事業組織にとって、金儲けは目的ですか?手段ですか?
【Book Fore-view #01】=======
1ヵ月後の8月初旬に新著を上梓する運びとなりました。
4年前に独立して以来、3冊目の著作となりますが、
今回もまた、「働くとは何か?」「よりよき仕事とは何か?」といった奥深いテーマに挑戦する一冊です。
新著のタイトルは、編集者とも討議のうえ、
『“働く”をみつめなおすための18講義』としました。
これは、私が主要事業として行なっているキャリア教育研修において
明解スライド講義『“働く”をみつめなおす原論』<5テーマ/39ユニット>という
教育プログラムがあるのですが、
そこから最重要の18項目を厳選して、印刷メディアに落とし込んだものです。
紙面には100を超えるスライド・図を用いており、
働くとは何か、仕事・キャリアとは何か、といったあいまいな概念を
図を通して、読者が腑に落ちる形で理解し、
自分の中で、「働くこと」を再“考”築できるように仕向けたのが特長です。
18講義のテーマは、シンプルに次のような感じです。
■第1章 仕事・キャリア
<#01> キャリアをかたちづくるもの
<#02> 改めて「仕事」とは何か?
<#03> 目的と手段
<#04> 動機・働きがい・夢/志
<#05> 夢/志がみえてくるプロセス
■第2章 知識・能力
<#06> 能力の広がりと深み
<#07> 知る力
<#08> 試す勇気と状況をつくりだす力
<#09> 描く力
■第3章 働くマインド
<#10> 自律と自立
<#11> 自律と他律
<#12> 「個」として強いプロフェッショナル
<#13> 「転職」を考えるとき
■第4章 仕事の幸福
<#14> 成長すること
<#15> 「よい仕事」の報酬
<#16> 仕事の幸福・成功について
<#17> ストレスと共に生きる
<#18> 心のマスターとなる
なお、本著作のまえがきと目次、18枚のメインスライドを収めたドキュメントを
ホワイトペーパーとしてアップしましたので、そちらも参考にしてください。
村山昇最新著サマリー
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福澤諭吉はこう述べています。
「思想の深遠なるは哲学者のごとく、
心術の高尚正直なるは元禄武士のごとくにして、
之に加ふるに、小俗吏の才能を以てし、
之に加ふるに土百姓の身体を以てして、
始めて実業社会の大人たるべし」。
つまり、よき職業人の要件として、福澤はここで、
思想、心術、才能、身体の4つをあげているわけですが、
ここで興味深いことは、才能をようやく3番目に置いていることです。
私もこの順番に大いに賛同いたします。
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新著サマリー
2007.08.07
2007.07.27
2007.07.21
2007.07.14
2007.07.11
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表
人財教育コンサルタント・概念工作家。 『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)はじめ「コンセプチュアル思考研修」、管理職研修、キャリア開発研修などのジャンルで企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。