ビジョナリーハンドブックの著者は言います。 “私たちは、複数の現実(multiple realities)が、 同時に真実であり、また信頼できる世界で生きることを 学ばなければならない。” これは、前回の冒頭に述べたこと、つまり、 「この世の中に、絶対的な真理や正解はない」 ということを受け入れましょうということですね。
未来は、現在思い描いたとおりにはならない。
しかし、自らが描いた未来像への到達を目指して
行動を起こさない限り、未来は創造できない。
6 リーダーシップのパラドックス
先頭に立って率いるためには、
物語の中にいなければならない。
リーダーは、将来のあるべき姿=ビジョンを
追うと同時に、日々の矛盾だらけの現実に
対処しなければならない。
7 レジャーのパラドックス
いい仕事をするためにはよく遊べ。
よく遊ぶためには、よく働け。
仕事と遊びは不可分になりつつある。
次回は、「価値のパラドックス」を掘り下げます。
余談ですが、
私たちは社会に出るまで基本的に
「真理探し」「正解探し」
のトレーニングしか受けませんよね。
ところが、いったん社会にでると、
そこは、矛盾だらけの混沌とした不合理な場所。
多くの若者が、適応に苦労するのも当然ですよね。
(私も、大変な思いをした1人でした・・・)
『The Visionary's Handbook:Nine Paradoxes That Will Shape
The Future of Your Business』
(Watts Wacker,Jim Taylor,Howard B. Means著,Harperbusiness)
アマゾンはこちらから(ハードカバー)
*ペーパーバックもあります。
*現在は、出品者からしか手に入らないようです。
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ビジョナリーハンドブック
2009.01.13
2009.01.09
2009.01.08
2009.01.08
2009.01.07
2009.01.05
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。