昨日、福岡でも初雪が記録された。 景気も、季節も、本格的に冷え込みだした。 こういう時は、ひとつ、季節はずれの暖かいお話でも一席どうでしょう?
ひまわりの花言葉は、
「あこがれ」 「あなたは素晴らしい」「崇拝」「熱愛」「光輝」「愛慕」。
さらにペルーでは、「いつわりの富」と付けられている。
太陽信仰に結びついた神殿の巫女達が、黄金で作られたひまわりをかたどった冠をかぶっていたが、他国に奪われてしまったため「いつわりの富」という花言葉になったという。
欲の皮の突っ張った大人達の思惑は、ひまわりを「いつわりの富」にもする。
オイルや不動産や穀物やらも、「いつわりの富」にする。
そうして・・・ドバイに立ち並んだ楼閣は、偽りの黄金色に輝いた。
いま、日本で、世界で、黄金色に輝くべきは、大人であるべきだと思う。
必要なのは、ひまわりのように、明日に、未来に向いて凛々しく立つ、大人だ。
「いつわりの富」を求めず、明日を待ち続けた大人が、年老い頭を垂れる姿から、
子供たちは何かを学ぶのだと信じたい。
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生き物から学ぶ
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有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。