誠に私的ではあるが、 「女優・永作博美」が男として気になる。 何故、気になるのか。 無理やっこ、マーケティング口調で語ってみる。
今年に入ってからも「ロンドンハーツ」の「オレたちのNO.1」で、
なみいる若手女優や強豪をおしのけて“芸人たちが愛する歴代アイドルNO.1”にも選ばれた。
近くにいたら恋してしまいそうなアラフォー女性有名人ランキングで堂々の1位である。
1970年茨城県で生まれ。
今年38歳になる彼女は、まさにアラフォー世代まっただ中である。
今年1月に公開された映画『人のセックスを笑うな』では
美術学校の生徒を誘惑する年上の講師を、
テレビドラマ『四つの嘘』では周囲を振り回す奔放な女性を演じた。
『人のセックスを笑うな』で相手役を務めた松山ケンイチに「本当に恋をしたようになった」とまで言わせた。
私論で申し訳ないが・・・
近くにいたら恋してしまいそうなアラフォー女性有名人ランキング以外にも、
「同窓会で再会したい女優ランキング」
「四畳半の下宿に招待しても来てくれそうな女優ランキング」
「片思いの告白を笑顔で聞いてくれそうな女優ランキング」
「靴下の穴を一番かわいく隠してくれそうな女優ランキング」
「寝息がかわいい女優ランキング」などなどでも、
たぶんブッチ切りの一番になるに違いない。
大人かわいいの代名詞的存在の「女優・永作博美」であるが、
芸能界は、もう20年のベテランである。
1989年、フジテレビのテレビ番組『パラダイスGoGo!!』内の乙女塾から誕生した、
女性アイドルグループribbon(リボン)でデビュー。
1994年末リボンの活動休止以降、女優に転身。
その女優・永作博美の評価する言葉には、
「押しが弱そうに見えて実は芯が強く」
「童顔なのに気が強そう」
「童顔なのに、大人の色気がある」
「明るいのに影がありそう」
「必要以上の色気は出さないけど、サバサバ系には逃げない」
「かわいいイメージなのに大河ドラマでの冷たい目に凄みを感じた」といった、
正反対の要素を列挙するものが多い。
女優・永作博美の魅力は、その絶妙なバランス感覚なのである。
そのバランス感覚が、我々男性の、癒しのツボにはまっているのである。
真正面を向いて微笑むときは、誰もが癒される柔らかさが・・・。
下を向いた暗い顔は、自分と貴方として見ていないという強さが表れる。
絶妙なバランス感覚があるので、
他人から見たときに「公私」の区別がつかない女優さんということである。
「公」なのか、「私」なのか・・・
「本音」なのか、「建前」なのか・・・
その境界があいまいなのである。
だから、
テレビや映画を見ている男連中は、
「もしかしたら・・・」と錯覚するのである。
これが、「同時代的に受け入れられる」要諦である。
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私的マーケティング論
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有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。