アマゾンがホール・フーズ・マーケットを買収すると予言し、いちやく有名になったニューヨーク大学マーケティング学教授のスコット・ギャロウェイ先生。辛口トークで悪名高くも各界から尊敬される知識人であるが、同氏が「コロナ後の世界」についてまたしても示唆に富むブログを書いていた。その内容を共有したい。
これが実現すれば、より多くの人々に良質な大学教育の門戸を開くことになり、世の中のためにもなる、とギャロウェイ氏は主張する。
どうだろうか。コロナ後の世界は未知数であり不安なことだらけだ、と憂鬱な気持ちになりがちだけれども、こういう風に考えると世の中のために望ましい変化も期待でき希望が持てる。ただし、企業の経営者や、産業の未来を背負っていく若手のリーダーの人たちにしてみれば、「これからじわじわと起きる」と思っていた変化が一気に起きるのだからゆっくりと構えてはいられない。まず、Fast Learner(敏速に学ぶ人)でなくてはならないし、敏速に遂行できる人でなくてはならないということだ。
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ダイナ・サーチ、インク 代表
ダイナ・サーチ、インク代表 https://www.dyna-search.com/jp/ 一般社団法人コア・バリュー経営協会理事 https://www.corevalue.or.jp/ 南カリフォルニア大学オペレーション・リサーチ学科修士課程修了。米国企業で経験を積んだのち、1982年に日米間のビジネス・コンサルティング会社、ダイナ・サーチ(Dyna-Search, Inc.)をカリフォルニア州ロサンゼルスに設立。米優良企業の研究を通し、日本企業の革新を支援してきた。アメリカのネット通販会社ザッポスや、規模ではなく偉大さを追求する中小企業群スモール・ジャイアンツなどの研究を踏まえ、生活者主体の時代に対応する経営革新手法として「コア・バリュー経営」を提唱。2009年以来、社員も顧客もハッピーで、生産性の高い会社を目指す志の高い経営者を対象に、コンサルティング・執筆・講演・リーダーシップ教育活動を精力的に行っている。主な著書に、『コア・バリュー・リーダーシップ』(PHPエディターズ・グループ)、『アメリカで「小さいのに偉大だ!」といわれる企業のシンプルで強い戦略』(PHP研究所)、『ザッポスの奇跡 改訂版 ~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~』(廣済堂出版)、『未来企業は共に夢を見る ―コア・バリュー経営―』(東京図書出版)などがある。