厳しい経営環境を迎えている金融機関のコスト削減の対象の一つがATM。本当に今のような高機能、特に硬貨の取り扱いが必要なのだろうか。メガバンクによる共通化を機に、再考の余地はありそうだ。
だからといって弊社が実際にコンサルティングすることになったとしたら、「ATMで硬貨の取り扱いを止めましょう」という結論を下しそうかというと、それはまた別問題だ。
なぜなら銀行における最大の問題はATMのコストではなく、色々な設備そして人件費にべらぼうに高いコストを掛けている割に儲からないことだからだ(友人から聞いた話によると)。
もし正しい内部数字をもらえば、例えば「有人店舗を大幅に削減、および空中店舗化(ビルの1階の路面店ではなくする)し、その代わりに大半の利用者向け業務は路面設置のATMでできるように、むしろATMはより高機能化すべし」という結論になるかも知れない。つまり「ATMでの硬貨の取り扱いは継続すべし」という反対の結論になる可能性があるということだ。
この記事の趣旨を誤解されているかも知れないので、念のために申し添えておく。
経営・事業戦略
2017.05.31
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2019.12.31
パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長
「世界的戦略ファームのノウハウ」×「事業会社での事業開発実務」×「身銭での投資・起業経験」。 足掛け38年にわたりプライム上場企業を中心に300近いプロジェクトを主導。 ✅パスファインダーズ社は大企業・中堅企業向けの事業開発・事業戦略策定にフォーカスした戦略コンサルティング会社。AIとデータサイエンス技術によるDX化を支援する「ADXサービス」を展開中。https://www.pathfinders.co.jp/ ✅中小企業向けの経営戦略研究会『羅針盤倶楽部』の運営事務局も務めています。https://www.facebook.com/rashimbanclub/
