東京オリンピックと調達コード

2018.03.21

経営・マネジメント

東京オリンピックと調達コード

野町 直弘
調達購買コンサルタント

平昌オリンピックも終わり2年半後にはいよいよ東京オリンピックです。今回はその東京オリンピックの調達コードについて調べてみました。

項目の順番等は多少異なりますが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」を達成するための共通した項目なので殆ど類似しているのも当たり前と言えば当たり前でしょう。
以前にもメルマガ等で触れたことがありますが、このようにサプライチェーン全体でのサステナビリティの強化は極めて当たり前のことになりました。この傾向は今後も変わらないでしょう。

でもがんじがらめですね。会場の設備建設や工事、資機材調達なら大企業相手なのでこういった世界共通のコードも必要かも知れませんが、オリンピックの調達ですからおそらく食材が中心になるでしょう。本当にこれで良いのかしら。

私は「満天青空レストラン!」というテレビ番組が大好きです。この番組は日本各地のちょっと変わった食材を毎週紹介しており、またその食材を使った様々な料理を司会者とゲストが食べるのですけど、これが本当に美味しそうなんです。どうでしょうか。折角のオリンピックなので、こういう食材や食材を使った料理提案を全国の食材供給者から受けるというのは。
宗教上の理由もあり全ての選手関係者が食べられない料理もあるかもしれませんが、そういう料理も全国から提案を募るとか。

日本全国各地の美味い物選手権も兼ねられますね。

サステナビリティやCSRも重要なんですけど、こういう発想も必要じゃないかな、と感じる今日この頃です。

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野町 直弘

調達購買コンサルタント

調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。

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