60歳で定年退職した後、生命保険に関して2つの変化があった。 ひとつは、現役時代に給料から天引きされていた保険料の支払いが、これから自分の口座からの引き落としになり、それを機に保険会社の担当者が自宅に来て、内容を見直すかどうかの話し合いをしたことになる。 もうひとつは、退職金の運用を銀行に相談したところ、その選択肢のひとつに一時払いの生命保険に入らないかと進められたことにあった。これは驚きに加えて、最初はすぐに意味が把握できなかったのだが「銀行が生命保険を売る」、しかも「資産運用のために」。これはいったいどういうことなのか……。 そこで今回は、定年退職後の生命保険について、この2つの側面から考えてみたい。
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2009.02.10
2015.01.26