私たちは、技術上のブレークスルーなどによって、 「いつ(When)」になったら実現するかは正確に言えないけれど 「確実にやってくる未来」 の変化に意外と鈍感です。
実際、5年後にすべてが置き換わるかどうかは
わかりません。しかし、性能や価格的に見て、
蛍光灯が発光ダイオードに置き換わるのは確実に
やってくる未来です。
(街中の信号機が今、どんどん発光ダイオードの
ランプに変わっているのをごぞんじ?)
蛍光灯メーカーとしては、
こうした確実にやってくる未来を
どの程度客観的に受け止め、
思い切った戦略転換の決断を行えるかが、
将来の生き残りの鍵となることはおわかりですよね。
現在莫大な利益を上げている、
目先の蛍光灯事業の存続にばかり目がいってしまった
企業はたぶん終わりです。
以上は、いわゆる
「イノベーションのジレンマ」
として説明されることですが・・・
さて、あなたの事業においては、
「確実にやってくる未来」(の変化)
をちゃんと見据えることができていますか?
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2008.02.15
2013.07.08
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。