2016.06.13
動物病院がコワイあなたへ。「獣医師マジック」攻略法~動物病院行くと立ちはだかる壁「待合室」を攻略する~
武田 真優子
つむぎペットケア 老犬介護スペシャリスト/もふもふ認定動物看護師
動物病院に行くと、緊張しませんか?「獣医師の前では緊張をして聞きたいことが聞けない」ことを、「獣医師マジック」と名付けることにします。今回は、なんとなくコワイ感じがする待合室にて、「獣医師マジック」をやわらげるための「4つのこと」と「3か条」をお伝えします。
■「動物病院へ行く」と決めたときに、答えられるとよい4つのこと
あなたが一緒に暮らすペットが、朝から元気がない。そういえば、昨夜の夕食残していたな…と、朝食をあげても「プイ」とされてしまう。
このようなときは、
●いつから元気がないのか
●食欲はあるか
●排せつはあるか
●いつもと変わったことはなかったか
この4つを聞かれることになるでしょう。動物病院へ行ったときに戸惑わないように、日頃の生活から頭の片隅に置き、なにかあったときにこれら4つに答えられるようになっておくと、動物病院での診察がスムースに進みます。
■それでも緊張してしまうあなたへ、待合室を攻略するための3か条
その1)飼主さんが、深呼吸
その2)優しくなでながら声かけ
その3)言いたいことイメトレする
ひとつずつ、詳しく書いてゆきますね。
▶その1)飼主さんが、深呼吸をする
あなたの緊張は、ペットに伝わります。ですので、待合室では、まずは、深呼吸。
動物病院であなたに対応してくださる方は、受付スタッフまたは動物看護師です。あなたのペットがいつもと違う様子を、落ち着きながらゆっくりとお話しください。
▶その2)優しくなでながら声かけ
ヒトだけでなくペットも、知らない場所やあまり来ない場所であれば、緊張しますよね。このような緊張の中、特にネコは、動物病院にいるイヌの鳴き声でさらに怖がることがあります。
こんな時は、飼主さんが深呼吸をし心をおだやかにしてから、優しくなでながらペットに話しかけましょう。「こわいねー」など、ネガティブな言葉でなだめるのではなく、「イヌが鳴いているね」「○○ちゃん、いいこだね~」と、今起きていることやポジティブや言葉を伝えるようにします。
次のページ▶その3)言いたいことイメトレする
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動物病院がコワイあなたへ
2016.05.18

武田 真優子
つむぎペットケア 老犬介護スペシャリスト/もふもふ認定動物看護師
ペットホスピスをつくるために地方移住予定/うさぎと暮らすペットヘルパー/認定動物看護師。老齢動物介護/グリーフケア/ペットマッサージ
