NHKが毎週日曜日の昼0:15分からテレビ・ラジオで放送している長寿番組「のど自慢」の初回放送が昭和21年1月19日だったことを記念する日です。
今日、1月19日は「のど自慢の日」です。
NHKが毎週日曜日の昼0:15分からテレビ・ラジオで放送している長寿番組「のど自慢」の初回放送が昭和21年1月19日だったことを記念する日です。最初は「のど自慢素人音楽会」という名前のラジオ番組でした。
NHKのホームページからのど自慢の番組紹介を抜粋してみます。
『番組のモットーは「明るく!楽しく!元気よく」。中学生以上であれば誰でも応募できます。(2015年4月以降)毎週、チャンピオンが決められ、1年間に誕生したチャンピオンの中から選ばれた15組程度がチャンピオン大会に出場し、グランドチャンピオンを決定しています。今年も全国46か所で開催します。』( NHKのど自慢HP )
思うにこの番組の一番の特徴は「全国各地で開催する」ところにあるのではないでしょうか。
司会の小田切アナウンサーが「のど自慢でたび自慢」というタイトルで、訪れた地方の食や文化や人を紹介するブログもあります。地方の、それも県庁所在地のある主要都市ではなく、さまざまな市や町を訪れて番組収録を行うという「来てくれる」感じ。東京に出ていくのでなければ、それだけで出場のハードルはかなり下がります。地元のアイドルみたいな人たちが、応援団を引き連れて出場できるのです。「のど自慢」は地方に愛されて、70年続く長寿番組となったのでしょう。
ところで、「のど自慢」といえばあの鐘ですが、正式にはチューブラーベル(Tubular bells)という楽器で、今は東京芸大フィルハーモニア出身の打楽器奏者の方が“演奏”されています。鐘ひとつが「ド」、鐘ふたつは「ドレ」、そして合格は鐘三つ「ドミレ」に「ドシラソ ドシラソ」という装飾音が付きます。たったこれだけの音で人の心に残る名曲になっているところも、「のど自慢」の長寿の秘訣かもしれませんね。
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