歯周病は重大な病気を引き起こしたり、悪化させたりします。口腔ケアを大切に。
今日、8月24日は「歯ブラシの日」です。
歯ブラシでの歯みがきをもっと普及させて、口腔ケアへの関心を高めてもらうことを目的として、歯ブラシをはじめとする予防歯科のための口腔ケア商品の開発、販売などを行う株式会社オーラルケアが制定しました。
口腔ケアというと介護用語かなにかのように聞こえますが、実は若いうちから適切に歯みがきなどの口腔ケアをしていないと、大変な病気になることがわかってきています。
子どものころ、歯みがきは虫歯予防のためにするのだと教えられましたが、歯周病予防という重要な役目ももっています。歯周病はそれ自体、不快な病ですが、不快な以上に深刻な病気です。歯周病の原因菌は血管をとおって全身に回り、あちこちで病気を引き起こしたり、悪化させたりするのです。
たとえば、血管に入った歯周病菌の刺激によってプラーク(沈着物質)が作られ、動脈硬化や脳梗塞がおこりやすくなったりするそうです。歯周病の原因菌は体内で死滅しますが、残った死骸にも毒素があり、この内毒素が全身に悪影響を及ぼして、糖尿病が悪化するという研究結果も発表されています。
他にもさまざまな病気と関わりがあり、知れば知るほど怖いものだと思えてきます。食べたら歯みがき、習慣にしていますか。歯ブラシの日をきっかけに、ご自分の口腔ケアを見直してみてはいかがでしょうか。
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