中小企業診断士として創業支援やベンチャー支援を行なう中で感じること。 経営者になるのであれば、持つべき気概についてをエッセイ風にまとめてみた。
そのためにリスクを背負って経営者をやる。既存の企業には生み出せていない、新しい価値をリスクを背負ってまで作り出す。だからかっこいいのだ。
かっこいいから起業するのか、起業するからかっこいいのか。そこを間違えると本末転倒である。
新しい価値の根幹は群れの中では生まれない。根幹となる理念や考え方は自らの内面と向き合い、他の誰でもない「自分」のなすべきことを考えるから生まれる。
そして、他社と他者と違うことをするから、そこに競合差別化そしてUSPが生まれる。
決まった集団で群れると思考の回路が画一化され、他者と違う動きを取りにくくなる。
日本という国は不思議な国だ。
子供の頃は人と違うからと言っていじめられ、大人になると人と違うことをしないと儲からないという。
しかしこれが事実ならば仕方がない。
経営者は群れてはいけない。
他者の考えと必要以上に同調してはいけない。
孤独に耐え、自分の内面と向き合い、オリジナリティのある価値を作り出し、市場や顧客と向き合うことでしか生き残っていけないのだから。
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2009.02.10
2015.01.26
株式会社リアルコネクト 代表取締役
【自己紹介】 BtoB営業組織改革・新規事業開発を専門とするコンサルタント。新規事業企画担当者・営業マネージャー・B2Bマーケッター・営業マン向けのセミナー/研修/ワークショップの講師・ファシリテーターを中心に営業組織改革、新規事業開発支援等のコンサルティングを行っている。 【保有資格】 中小企業診断士・経営管理修士(MBA)・日本酒利酒師