みうらじゅん氏は「家族は技術」であるという。賛成である。嫁さんや娘たちに、どう思われたいか?をコントロールして、好感度を維持するのである。これはまさしく、マーケティングである。マーケティング発想が、人生を救うのである。
男だけ。女だけ。男と女だけ。だから、ややこしいことが起こるのです。そんな世の中を変えるために、オカマさんはいます。オカマさんは、男と女の間にある深くて暗い川を泳ぎ切ることのできる進化した人間です。
アンガーさんの進化に期待します。ちなみにワタシは、高校1年生のときから両刀疑惑のある進化した男です。あらイヤだぁ〜! どんだけぇぇぇぇ!(笑)
↓
【解説】
課題解決の道は、一元的にならないことである。どちらにもなりきれないという女性に対して、オカマさんを見習えと提案する。そして、「オカマ言葉でしゃべってみる」という具体的戦術も提示しているところが二重丸ですね、笑
この女性の悩みは、偏ることの悩みです。こういう課題には、バランス感覚の提示である。企画書にしてみると・・・このようにベン図を使うと明確になる。
マーケティングですね、人生は。笑
※「中村修治のちかっぱ明るい悩み相談室」は、西日本新聞経済電子版qBizに好評連載中。併せてお読みくださいませね。
【相談内容②】
Q)下心出さずに女性に接していますが、全然女性との距離が縮まりません。
ペンネーム:リキラリアート/41歳男性/既婚/返答モード:ハード/アダルト返答:
女性は男性の下心に敏感で、性の対象と見られると気持ち悪いとか、傷ついたとか言います。それをこちらも理解しているので、下心出さずに女性に接しているのですが、その甲斐あってか、全然女性との距離が縮まりません。
皆さんどうやって下心で不愉快な思いをさせず、女性との距離を詰めているのでしょうか?教えて下さ
↓
【ワタシの回答】
あなたは、間違っています。
女性は、下心に敏感なのじゃなくて、オトコの「ココロの位置」に敏感なのです。
オトコとオンナが距離を縮めるのに、下心は、重要です。そうじゃなかったら、恋の意味がありません。
だんだんココロを下の方に移動させるのです。下心にグラデーションをつけるのです。その距離は、ちょうど大脳から陰嚢までの距離くらいです。ココロが大腸あたりにあるのが、ハラの探り合いです。女性たちは、この辺りでハラを決めるのです。
何回も言いますよ。 オトコとオンナのココロの距離は、大脳と陰嚢の距離です。恋愛マスターなワタシは、2時間の合コンなら、8回は、ここを往復しますよ。
↓
【解説】
ココロは、流動的である。これは、マーケティング戦略を考えるときにも陥る隘路です。作った商品の価値を決めるのは、消費者です。供給側が一方的に価値やポジションを決めてもままなりません。時間の経過、関係性の変化により、同じものでも価値は変化するのです。
次のページマーケティングですね、人生は。笑
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
私的マーケティング論
2008.11.10
2008.10.26
2008.09.24
2008.08.11
2015.07.16
2015.09.08
2015.09.29
2015.11.10
2017.03.06
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。