先日2020年の東京オリンピックの開催が決定しました。実に喜ばしいことです。 何故なら「目標ができたから」です。この目標というモノは本当に重要なものです。
成長企業は無理な要請でもあのサプライヤなら聞いてもらえるもの、と勘違いするようになります。一方でサプライヤは疑心暗鬼になってきます。成長企業は何を考えているのだろう、と。成長企業のビジネスが伸びているときはなんでもできます。サプライヤにとって多少のコストダウンの吸収も可能です。しかしそれが低成長に移行し、それも何度も、ということになると変わってきます。成長企業は我々のことを「単なる下請け業者」としか考えていない。口では色々言っているけど、それが本音、と。
こうなるとサプライヤ側でも、相手がその気なら、こっちもそれなりの対応をしていこう、となります。
こういうケースに陥らないようにするためにはどうしたら良いでしょうか。まずはサプライヤの声を聞くことです。これは成長企業に限るものではありませんが、VOS(ボイスオブサプライヤ)です。自分達が聞いても本音が聞けないのであれば、外部コンサルに依頼すれば良いのです。
彼らが何を望んで、何を期待しているのか、買い手企業は意外と分かっていません。
サプライヤの声を聞くことで彼らが何を期待しているのかを理解し、それに答えることが重要です。
サプライヤの声を聞くと彼らは実はそんなに難しいことを期待しているのではないことが分かるかも知れません。彼らは「自分達をパートナーとして扱ってほしい」だけということも少なくないでしょう。成長企業のトップから「あなた達をパートナーとして考えています。今までの成長はあなた達なくしてありません。有難うございます。」の一言がありさえすれば良いのかもしれません。
これは、買い手企業、サプライヤが同じ目標を共有することに他なりません。このように考えると成長企業にとってサプライヤマネジメントとは、何か難しいマネジメントをすることではなく、単に同じ目標を持ってそれを達成することなのかもしれません。
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2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。
