技術力は、『知識 X 経験』 を実践する

2013.02.22

開発秘話

技術力は、『知識 X 経験』 を実践する

喜田 真弓

ソフトウェア・パッケージを販売するアシストには、いくつかのオリジナル・ブランド商品がある。「監査れポータル」がその一つだ。

成果を生み出すために必要なプロセスに対して妥協を許さない平沼の意識の高さには、アシスト社内の営業マンからも厚い信頼が寄せられる。
「社内の営業さんとは、何はともあれ、お客様にとって技術的に何が最適かということを念頭にコミュニケーションをとるようにしています。その上で、一緒に考え、連携し、相談し、かけひきはせずに正直にお話をして、営業さんとしっかり認識を合わせるようにしています。とにかく一緒に仕事をする人達とは、社内外を含めて、きちんとしたコミュニケーションを取ることは重要であると思っています。この、きちんとしたコミュニケーションを取ることは本当に重要であるというのは、これまでいろんな先輩の仕事を見てきて、学ばせていただきました。これが、アシストの仕事の流儀のひとつだと思っていますので、後輩にも、しっかりと受け継いでいきたいです」

人一倍真面目で熱心に仕事に取り組んでいるからこそ、いつもゆったりと落ち着いてみえる平沼だが、趣味のように仕事を楽しんでいるからこそ、せかせかすることがないのかもしれない。実際、ストレスはむしろ適度であれば楽しむタイプだと自分を分析する。

「好きな言葉は“為せば成る 為さねば成らぬ何事も”、つまりやろうと思ったらなんとかなるよ、ということでしょうか。これまで仕事をしてきてそれを実感していますし、これからもそうやって仕事をしていきたいと持っています」

今後は自分自身が中心となって結果を出していくのではなく、後輩が結果をだしていけるように支援や協力をしていきたいと考えているといいながら、もう一度だけ、監査れポータル以上にワクワクするような新しいビジネスの立ちあげを自ら経験したいとも思っていると平沼はいう。

「企業においてセキュリティの重要性がますます高まっています。監査れポータルは内部統制における法対応を支援するという目的で作られた商品ですが、そこでの経験を活かして、監査のためだけではなくより幅広い視点から、運用管理やセキュリティに関するさまざまなレポートを提供する仕組みが作れないかと模索中です。イメージとしては、セキュリティを含むシステム基盤インフラの状況を瞬時に把握することができる『操縦席にある計器』のような仕組みをイメージしています。このような仕組みがあれば、システム障害や異常の予兆検知等の未然予防、また状況把握の自動化の実現によって人的リソースの戦略的な配置などが期待でき、お客様のITシステムの運用管理業務のさらなる改善につながると考えています。監査れポータルでの経験を活かして次なる商品開発にぜひ取り組んでみたいと思っています」

知識と経験を掛け合わせることで技術力が向上し、さらに知識と経験が増えていくことで技術の幅も広がり、合わせて活躍するフィールドも広がっていく。データベースの分野から始まり、内部統制業務支援分野に、また、さらに、システム基盤インフラの運用管理分野へとフィールドが広がった平沼は、これからも新たなチャレンジを狙っている。

文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓
お問合せ:press(アットマーク)ashisuto.co.jp
     03-5276-5850

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