高級料亭「吉兆」のブランドイメージも ずいぶん墜ちてしまいましたねぇ・・・ 吉兆といえば、九代目林家正蔵氏(前林家こぶ平さん) に似て親しみやすい雰囲気を持つ徳岡邦夫氏が有名です。
日本人に罪の赦しを説くべくやってきたキリスト教の宣教師が、
日本人の間では心から詫びれば容易に和解が成立するということ
を知って感心している。
ですから、逆に、不祥事発生時に言い逃ればかりして
「心からのお詫び」
を示すことのできなかった企業・個人のブランドは
失墜したままであり、信頼回復は極めて難しいものになります。
「心からのお詫び」を感じさせた石屋製菓は、
「白い恋人」の製造再開(11/22から)を果たし、
信頼回復の道を歩み始めましたね。
しかし、現状では「赤福餅」のブランド再生は無理です。
「船場吉兆」も不可能でしょう。
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2009.09.21
2015.07.10
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。