ニールセン・ネットレイティングスから日本のFacebookの利用者数が1,000万人を突破、ネットユーザーの17%に達したと発表されたのは、今年の秋のことだ。
私は、20年間、企画書を書いて生きている。企画書を書きたいと集まってくれた若い人達に、良く言うことがある。「私は、社会を愛しています」というスタンスを貫け!「クライアントのその先にある、社会に届く」言葉を使え!と・・・。
今回の永田豊志氏のヒットコンテンツとの出会いも、結果としての『4100いいね&1885シェア』も、そんな社会からのギフトだと感じている。社会とは、複雑なインタラクション=相互関係でできている。自分という存在も、そのインタラクションの網の中にある。
その雁字搦めの網の中で意固地になって自分を主張するよりは、「みんなのため=シェアされる」イメージを持った方が幸せになれる。ソーシャルメディアとは、そういうことを教えてくれる機能がある。
そのことを伝えることができないソーシャルメディアの専門家は、きっと、机上の空論のヒトであると判断した方が良さそうである。
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私的マーケティング論
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有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。