イノベーションが起こらないのは、管理職に求められることが変わらなさ過ぎるからである。
事業環境や内部の状況が変われば、経営も変わらねばならないし、それに応じて管理職に必要な能力も言動も変わらねばならない。その時に、どんな人のどんな働きが必要か、もちろんその役職の役割や人数だって変わるのが当然である。経営の変化に対して、そこがあまりにも硬直的であることにもっと注目してもいいはずだ。管理職という存在をヤリ玉に上げたい訳ではない。評価基準をたびたび変更すると、変更時に損をする人が必ず出てくるが、それに対応していく中で、管理職層の育成が図られる点も見逃してはならないのである。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
人事制度
2013.05.24
2012.12.14
2012.04.13
2011.06.27
2010.08.18
2010.06.10
2010.02.15
2009.07.30
2009.05.12
NPO法人・老いの工学研究所 理事長
高齢期の心身の健康や幸福感に関する研究者。暮らす環境や生活スタイルに焦点を当て、単なる体の健康だけでなく、暮らし全体、人生全体という広い視野から、ポジティブになれるたくさんのエビデンスとともに、高齢者にエールを送る講演を行っています。