プロジェクトとは、良くなったり悪くなったり情勢が刻々と変化するものである。一旦 悪くなると、営業担当やら (クライアント側含め)お偉方やら 普段目にしない関係者がゾロゾロ出てきて、プロマネが吊るし上げられる。こんな危機を乗り切っていく秘訣は?
■政治家とプロマネ
政治家は、上がったり下がったりする支持率で、いろいろな関係者から批判や非難を受ける。プロマネも、刻々と変わるプロジェクト情勢に応じて、同様に批判や非難を受ける。すなわち、政治家もプロマネも 情勢に応じて、関係者から批判や非難を受ける立場であるという点では 相通ずるものがある。(もちろん、各々の立場/状況で その受けるストレス度合いは計り知れないが…)
プロマネにとって、政治の世界で使われた小泉さんの「鈍感力が大事」は、プロジェクトマネジメント業を遂行する上でも参考とすべき言葉ではないだろうか。特に現代のプロジェクトは、より短期かつより高品質が求められており、その分 プロマネへのストレスは高まっていると考えられる。こんな厳しいプロジェクトを乗り切っていく秘訣は、鈍感力なのかもしれない。
エフィジェント株式会社 赤秀有為
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2009.02.10
2015.01.26
エフィジェント株式会社 代表取締役コンサルタント
慶應義塾大学 環境情報学部卒。IBM/サン・マイクロシステムズ/PwCコンサルティング社にて、いずれもコンサルタント職として計10年在籍。 その後、エフィジェント社を創業し、代表コンサルタントとして、システムコンサルティング、システム開発活動に従事。専門システムは、デジタルサイネージ/EC/業務システム。