2010.11.25
やってみよう!シナリオ設計
長尾 和彦
blanklabo コミュニケーションプランナー
個々の活動を繋いでいくこと、マーケティングコミュニケーションにおけるシナリオ設計について書いてみました。
「INSIGHT NOW!」など「Earned Media (アーンドメディア )」の多くはメディア自体に集客力があるので、最初の「A:Attention(注意)」はメディア間での連携ではなく、タイトルや記事投稿のタイミングなどの内部施策が大きく作用するため、今回の場合は何も置きません。
「A:Attention(注意)」と「D:Desire(欲求)」を繋ぐラインについては、「INSIGHT NOW!」の外部メディア連携(記事の相互提供)を利用します。連携しているオンラインメディアや出版社のサイトを見に来る人たちは一般の方より情報感度が高く、検索思考の強い傾向があるので、仮説として読んだ記事に聞いたことのない名前があれば検索する可能性は高いと思われます。
「A:Attention(注意)」と「D:Desire(欲求)」を繋ぐラインは該当キーワードつまり長尾和彦もしくはblanklaboでの上位表示。
「D:Desire(欲求)」と「A:Action(行動)」を繋ぐラインについては今準備中ですので、もうすこし形になってきたらご紹介します。
つまり私が現時点で「INSIGHT NOW!」を起点として繋いだシナリオ上で行ってほしい行動は、名前(長尾和彦)もしくは屋号「blanklabo」で検索後、自社サイトに来てもらい、まず事業内容や提供サービスを記憶してもらうことで、目的は「こんな業務を生業にしている奴がいるんだね。」と認知してもらう事になります。
ちなみに、このシナリオの一番の問題点はgoogleで「長尾和彦」と検索した場合、弓削商船高等専門学校 教授「長尾教官のページ~Teacher Nagao's HomePage~」が1位に表示されることです・・・。オチが付きましたので今回はこの辺で失礼いたします。
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長尾 和彦
blanklabo コミュニケーションプランナー
1997年より映像制作を中心に活動。2001年より活動の領域をWEBに移し、東名阪に拠点を持つ制作会社にて10年間勤務。執行役員 兼 営業企画部長として様々なクライアントのウェブ戦略の企画立案やサイト構築・運用に携わる。2010年独立。2013年~株式会社五箱取締役。書籍「ネットショップ 開店・運営バイブル(技術評論社)」執筆協力。「Webサイト構築・運用のコストと効果がバッチリわかる(技術評論社)」共著。猫より猫背で有名。