パイロットが野球のバット製作時に発生する端材を利用したシャープペンを開発した。 着眼点はすばらしいが、その狙いが上手く伝わってこない。 今回は、そのずれの原因について考える。
エコ、エコと地球に優しいというイメージだけに頼るのは良くないが、一方で、環境負荷低減に対する企業努力や工夫は、黙っていてもなかなか買い手に伝わらない。
それらを伝えるには、商品の質感、イメージと、実際の事実をベースとした背景情報の提供という形とで伝えていく努力が必要ではないか。環境負荷低減に対する真摯な努力であれば、比較的簡単に、努力を必死にアピールするという嫌味な形にならずに行うことができるのではないかと考える。
パイロット社殿、今回の商品開発における環境負荷低減への取組や貴社の環境経営への思いが本物ならば、それははっきり買い手に分かる形で伝えた方がよいのでは?
中ノ森 清訓/株式会社 戦略調達 代表取締役社長
調達・購買業務に関わる代行・アウトソーシング、システム導入、コンサルティングを通じて、お客様の「最善の調達・購買」を実現することにより、調達・購買コスト、物流費用、経費削減を支援する傍ら、調達・購買活動から環境経営に貢献する方法は数多くあると、環境負荷を低減する商品・サービスの開発やそれを支える優良なサプライヤの紹介など環境調達に関する情報発信活動を行っている。
コーポレートサイト: http://www.samuraisourcing.com/
※以上は、掲載企業からの情報や一般に公開されている情報を基に、参考情報として、弊社の視点で編集したものです。掲載企業との取引や契約については、あなたの判断に基づき行って下さい。掲載企業との取引や契約についてのトラブルについては、弊社では一切責任を負いませんので、あらかじめご了承下さい。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
環境調達.com
2010.10.01
2010.09.23
2010.09.17
2010.09.10
2010.09.03
2010.08.26
2010.08.20
2010.08.12
2010.08.05
株式会社 戦略調達 代表取締役社長
コスト削減・経費削減のヒントを提供する「週刊 戦略調達」、環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それを支えるサプライヤなどを紹介する「環境調達.com」を中心に、開発・調達・購買業務とそのマネジメントのあり方について情報提供していきます