2010.06.03
■わずか1年で5000万円稼いだ「遺言ビジネス」の真髄とは?
小野寺 洋
株式会社JIMOS 通販広告研究所 所長/ビジネスディレクター
どんな人でも、人生、できるだけトラブルは避けたいもの。特に、ドロドロとしたお金にまつわるトラブルは、もし自分が当事者になったとしたら、避けたいと思うに違いありません。 そんな潜在的なニーズを反映してか、近年、「遺言」ビジネスが活況のようです・・・。
■遺言書は書いた後も大切!?
ちなみに、遺言書は、一度書いたらそれで終わりかというと、そうではない。生きている間に「書き換えたい」欲求が起こる人も多いという。そこでコクヨはこれもビジネスチャンスと捉え、書き換えや予備用に紙や封筒だけがほしいという利用者の要望に応える形で『遺言書用紙・封筒セット』を682円(税込)で販売。お客様のニーズをズバリつかんだ商品を提供している。
■難しいことをシンプルにするビジネス
さて、あなたのビジネスは「難しいこと」を「難しいまま」お客様に提供したりしていませんか? 「これは理解が難しいから」「コアなユーザーであればきっとわかるから」と思って、わかりやすい説明を面倒くさがったり、省略したりしてはいませんか?
自分が「選ぶ」立場になって考えてみてください。例えば同類の数冊の本をパラパラめくってみて、「こっちの解説がわかりやすそうだから」という理由で、わかりやすそうな本を選んだ経験はありませんか? お客様はすぐそこまで手を伸ばしているのに、「わかりにくい」という理由で、商品の購入をあきらめてしまうもの。逆の見方をすれば、商品そのものでは差がつきにくくても、「わかりやすい解説」で類似商品と差をつけることができるのです。
これはビジネスにおけるプレゼンテーションなどでも同様。もし2つのプレゼンテーションが同じ内容であった場合、わかりやすい方が承認されやすいというのは、多くのビジネスパーソンが身をもって経験していることではないでしょうか?
これを機会に、あなたが携わっている商品やサービスの「わかりやすさ」を、ぜひ一度見直してみてはいかがですか?
小野寺洋(株式会社JIMOS)
プロフィールはコチラ↓
http://www.insightnow.jp/profile/17943
参考情報)
コクヨHPはコチラをクリック↓
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/life-event/
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
広告・企画
2011.03.18
2010.07.05
2010.06.25
2010.06.04
2010.06.03
2009.12.16
2009.12.03
2009.12.02
2009.11.25
小野寺 洋
株式会社JIMOS 通販広告研究所 所長/ビジネスディレクター
「効く広告」の研究とプロデュース、講演活動等を生業としています。 【略歴】 大学卒業後、出版社に入社。お客様と商品の“接点”開発に目覚める。 2005年より、株式会社JIMOSにて自社通販ノウハウを元にしたダイレクトマーケティング支援事業を行う。大手代理店にはない独自のアイディアや成功法則を武器に、広告をプロデュース。教育、食品、美容など、数多くの分野で成功を収める。 1973年佐賀県生まれ。佐賀大学理工学部卒。