国内最大規模の求職者データベースを持つエン・ジャパン。転職サービスをメイン事業としながらも、求職者には安易な転職を勧めず、求人企業に対しても慎重な採用を求める。ともすると自社の利益と矛盾しかねないポリシーの背景に秘められた同社の哲学を探る。
~特集インタビュー
「日本最大登録者の転職サービス、エン・ジャパンの哲学」完~
『エン・ジャパン株式会社 関連リンク』
エン・ジャパン株式会社HP:http://corp.en-japan.com/index.html
[en]社会人の転職情報: http://employment.en-japan.com/
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【Insight's Insight】
圧倒的なシェアを持つガリバーが存在する業界で、どう戦い、どのようにすれば伸びていけるのか。この難題に対する答えの一つが、エン・ジャパン社のサクセスストーリーとなるだろう。そもそも日本の求人マーケットを切り開いてきたのは、リクルートである。そのリクルートの代理店としてエン・ジャパン(前身の日本ブレーンセンター)はスタートした。
やがて紙媒体の問題点に同社は気づく。問題意識が明確になる。そこにタイミング良く新しいメディアが飛び込んできた。インターネットである。インターネットを使えば、現状の問題点を解決できる。そして問題点を解決できれば、ユーザーもクライアントも、そして自社もすべてがハッピーになる。創業者・越智氏には、そこまでが見渡せたのだろう。
ただし不安はある。新たなメディア・インターネットがどこまで普及するのか、その将来を確実に予測することは難しい。以前にも日本ではいくつかの「ニューメディア」が現れては消えていった。しかし、手を打つなら早い方がいい。そんなジレンマを抱えながら、それでもエン・ジャパンは思い切ってブルーオーシャンに飛び込んでいった。その結果が今につながっているのだ。
◇インタビュー:竹林篤実/坂口健治 ◇構成:竹林篤実
◇フォトグラファー:大鶴剛志 ◇撮影協力:ピクスタ㈱
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FMO第32弾【エン・ジャパン株式会社】
2010.04.08
2010.04.01
2010.03.25
2010.03.18