1990年代、スキー用品店のCMソングで大ヒットを連発。“冬の女王”と呼ばれた広瀬香美さんが、twitterをきっかけに再びブレイクしている。その人生観、好きな四文字熟語――Twitterの人気者はやはり、非凡な個性の人物だった。 [嶋田淑之,Business Media 誠]
2009年7月にスタートした広瀬さんのブログ
「心とろける音楽の時間」。更新頻度は非常に高い
誘われるままにTwitterを始めてみたら……
そんなとき、広瀬さんに声をかけてくれたのが、友人で経済評論家の勝間和代氏(参照記事)だった。
「勝間さんに誘われるままにTwitterをやってみたら、最初の一晩で3000~4000人もの方々がドーッとフォローしてくれたんですよ。正直、感動しました」
勝間さんのアドバイスを受けつつ、分からないことはそれを素直に認めて、Twitter上で他のユーザーたちの教えを乞うことにより、またたく間に使いこなせるようになっていったという。
しかしこのプロセスを目の当たりにして、一番驚き、感動したのは、一般のTwitterユーザーではないだろうか。
今やタレントがブログを持っているのは当たり前だ。しかし通常はファンがコメントをつけても、タレントから返事が返ってくることはまずない。まして、何枚もミリオンセラーを叩き出した大物アーチストに“コメント返し”してもらうなど、夢のまた夢だからである。
それなのに、Twitter上とはいえ、自分たちひとりひとりに対して、ここまで心を開いて教えを乞うてくれるとは…! 意気に感じたユーザーたちが、自分の持てる限りの知識を動員して、少しでも分かりやすく説明してあげようと腐心する姿が見えるようである。
~冬の女王がTwitterの第一人者になったわけ~広瀬香美さん~前編-2につづく~
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
広瀬香美
2010.01.18
2010.01.13
2010.01.05
2009.12.28