いい仕事、とりわけ、新商品開発やコピーライティングなど、 「創造的な仕事」、「表現する仕事」で成果を出すために 欠かせない基礎能力、それは、 「メタ認知力」 です。
開発担当者は、自分が手がけている新製品に対して
とことん惚れ込む必要がある。
でも、同時に、
「この製品は本当にユーザーに受け入れられるか?」
をちょと突き放したところから考えている必要があるのです。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも登場された
工業デザイナー、奥山清行氏もまた、同様のことを
おっしゃっています。(宣伝会議、2007.7.1)
“『仕事と人』、『モノと自分』を分けて考えることは
プロの最低条件です。”
“とりわけデザインは、自分の身を切り売りするような行為
ですし、お客さんも人間性の表れた「顔の見えるもの」を
好む。だからこそ、クリエーターは自分の生み出したものを
客観的に見られる技術を身につけないといけない”
“自分のデザインしたものはいずれ自分の手を離れ、
一人歩き していきます。それを誰よりも冷たく見られれば、
どんな批判にさらされても、その批判は自分の中に既に準備
できている”
“僕自身はそうやって、自分のデザインしたものとの距離を
とってきました。”
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2007.08.07
2007.08.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。