~高度成長からバブルを駆け抜け、さらなる未来へ~ 1980年~90年台にかけての日本経済のバブルが膨れ上がって破裂前後の頃の、筆者のドロドロの商社マン生活の実体験をベースに、小説化しました。 今も昔も変わらない営業マンの経験する予想を超えた苦楽物語を、特に若手営業マンに対して捧げる応援メッセージとして書きました。
「まー、今日は、入社早々からどろくさい現場をお前には見せるこ
とになったが、商売というものは万国共通どこにいってもこんな
ものよ。 要は金を回収してなんぼの世界なんよ」
< まー、ようしゃべるおっさんやな・・・ >
そうは思いながらも宮田は、帰りのトラックの中で一方的に語る
関の話を聞きながら、商社マンの本質、さらには、ビジネスその
ものの本質のほんの一部を垣間見たような気がした。
それと、いかにもやり手商社マンといった風でとっつきにくいと
思っていた関も、中東の海外駐在経験があって、異国でのビジネス
の厳しいところでそれなりに苦労しているのだなと思うと何となく
親近感が沸いてくることを感じていた。
次回に続く。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
商社マン しんちゃん。 走る!
2009.06.12
2009.06.12
2009.06.06
2009.06.03
2009.06.01
2009.05.21
2009.05.20
2009.05.16
2009.05.14