仮説が重要であることは、多くのビジネスパーソンは理解いただいていることと思います。 しかし、具体的にどのように仮説を立てれば良いのか? 仮説と思いこみは何が違うのか? などなど、モヤモヤとしている方が多いのではないでしょうか? そこで、シリーズで仮説構築の技術について考えてみたいと思います。
また、思い込みには明確な根拠が示せないようです。
「俺の経験では、、」とか「俺の直感では、、、」なんていうセリフは、
根拠とは言えませんよね。
さらに、決定的な違いは、
思い込みの場合、他の可能性を無視してしまう傾向が強いようです。
仮説思考とは、全体感をしっかり持っていて、
まず可能性としては、どのようなことが考えられるか?という発想ができます。
■ 仮説思考における最も重要なルール
これは何と言っても「Quick & Dirty」に尽きますね。
素早く、かつザックリあたりをつける、、、と言うかんじ。
前回、「生産性とはスピードと精度である」とお話ししましたが、
ここで、敢えて「スピード>精度」と考えたいところです。
ここで躓く方が多いようです。
ついもう少し情報を集めて、精度を上げたい、、、
気持ちはわかるんですが、それではスピードが上がらず、
結果的にトータルとしての生産性を犠牲にすることになります。
これは、後ほどお話しますが、精度を犠牲にしても、ますはスピード重視。
精度は、その後ブラッシュアップするプロセスで高めていけば良いんです。
次回以降、その仮説構築の具体的な手法について考えていきます。
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
(初回2009年3月21日掲載)
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仮説構築の技術
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