戦隊ヒーローの色から生まれた新製品は、ヒット間違いなし！？

皆様こんにちは♪
新人美女也（ビジョナリー…笑）の、
カラーコンサルタントＲｏｓａ代表山田美帆です。

先日ライオン株式会社から【香りとデオドラントのソフラン】から
ブルーローズの香りが発売されましたが、
たまたまその開発秘話を聞く機会がありました。

それがとても興味深かったので、皆様にお話ししたいと思います。

それまでのソフランは、「ピンク」と「グリーン」と「オレンジ」の3色で
展開されていましたが、今回新たにブルーが加わりました。

新製品の色を決める際に、何を参考にしたかと言うと…
実は、最初に思いついたのは、
何と『戦隊ヒーローもの』の「ゴレンジャー」だったそうです。

ゴレンジャーの色と言うと、赤・黄・緑・青・ピンクの5色。
とすると、ソフランに無い色は黄色か青（オレンジは赤に近いので）
に絞られました。

と言っても柔軟剤に男の子向けの戦隊ヒーローを持ち込むのも
何か変な感じがするので…

今度は女の子向けのアニメ「プリキュア」の色を考えてみたそうです。
その中に出てくるメインキャラクターはピンク・赤・黄・緑・青
やっぱり女の子にしても一緒です。

そこで今回は『青』という色がピックアップされました。

色が決まったら今度は香りです。
青と言えば、まず海が思い浮かんだそうですが、
潮の香りの柔軟剤なんて何だか変ですよね。
次に空が思い浮かんだそうですが、空＝さわやかな香りとなると、
柔軟剤じゃなくてまるで洗剤のよう…

そこで、サントリー株式会社が開発した「ブルーローズ」の香りを
採用したのです。

この話で興味深いのが、最初の「ゴレンジャー」という発想。
「ゴレンジャー」に限らず、戦隊ヒーローものは、最近は白や黒もありますが、
全体的に赤・黄・緑・青・ピンクという設定が多いですよね。
ゴレンジャーが始まった頃は、テレビ普及期だったこともあり、
「カラー」を生かしてヒーローを色別に分けて特徴づけていく
という手法が採られたようです。

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それぞれの色の持つイメージは

『赤』＝情熱・活動・リーダー
『黄』＝明るい・軽快・楽しい
『緑』＝安心・平和・若さ
『青』＝冷静・知的・クール
『ピンク』＝かわいい・やさしい・色気

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色のイメージからもキャラクター設定ができますよね。
ところで、5人のヒーローがそろって名乗り、ポーズを決めるスタイルは、
実は「白浪五人男」という歌舞伎の影響なのだそうです。
歌舞伎と戦闘ヒーローものにつながりがあるだなんて意外でした。