3月3日は、「耳の日」。 じゃあ、少し遅れて本日は、『耳毛』の話題って、どうだろうか? なんで『耳毛』は、オヤジだけに生えてくるのだろうか? そんで『耳毛』は、市場になっているのだろうか? 企画に携わる正真正銘のオヤジとしては、とても気になるのである。
そうなると他人の「耳毛」が気になる。
電車の中や、打ち合わせの最中に、
「耳毛」を発見しようものなら、もう目が釘付けだ。
気になって打ち合わせどころじゃなくなる。
こういうヒト・・・実は、多いのじゃないだろうか?
ここに、「耳毛カッター」の需要はある。
やっかいなことに「耳毛」とは、男性特有の症状であるという。女性にはない現象なので、その特異性は、女性の視線をさらに集めることになる。嫌いな上司には、必ずと言っていいほど、「耳毛」が生えていたりするなどの論調を、よく見かけたりする。
ひぇぇぇっ。気をつけたいっ。
気になる「耳毛」は、男の人の耳の入り口にある突起の部分=耳珠(じしゅ)に生える。こんなところに毛が生える必要はないだろう。だけど生える。なぜなのだ?余計なお世話なのに。
その原因は、正確には解明されていないそうなのだが・・・
男性の老化現象のひとつであることは間違いないらしい。
そして、この「耳毛」・・・日本の男性なら誰でも生えてくる可能性を持っている。それは、Y染色体にある 【黒色耳毛の遺伝子】が原因だそうで、日本人の男性のほとんどが保有しているとある。
※ビバリーヒルズクリニックのサイトより
・・で、この【黒色耳毛の遺伝子】が目を覚ます原因をつくるのが「老化」というわけだ。
・・・と、言うことは、あの福山雅治にも、キムタクにも、そろそろ「耳毛」が生えていてもおかしくない。
一説によると、男性が歳を経ると、頭は禿げ上がるは、男性器は弱くなるはで、産生された男性ホルモンが何を標的に向かっていけばいいのかわからなくなる。
とちくるった男性ホルモンは、最後の標的として、眉毛や鼻毛や、「耳毛」に向かう。そのとちくるった男性ホルモンのせいで、【黒色耳毛の遺伝子】が目を覚ます。寝た子を起こしていたのは、行き場のない男性ホルモンだというのだ。
耳珠(じしゅ)に生えた「耳毛」は、男性ホルモンの駆け込み寺かっ。職場で言うと、「窓際」かっ。
若い男性のグルーミング市場は、
女性にもてたいという、目標が明確な男性ホルモンがつくっている。
そして、
中年以降の男性のグルーミング市場は、
老化して明確な目標を失った男性ホルモンの氾濫によってつくらている。
ちなみに、最近「耳毛」で話題になったのは、日本なら「おふくろさん」のニュースで話題になった作詞家・川内 康範さんだ。世界では、先日「世界でイチバン耳毛が長~い耳毛マン」として、耳毛の長さの記録でギネスに認定され、世界記録ともなったインドに住む男性がニュースになっていた。その記事の中には、こんなことが書かれている。
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生き物から学ぶ
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有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。