企業が社会化しないと生き残れない時代に入ってきました。単なる対処的なCSRから戦略的な事業の社会化に向けて本格的に舵取りを迫られてきています。
その企業の、社会化(ソーシャル化)、つまり社会的ミッションは何であるのか?ということです。
企業の社会的モチベーション(ソーシャルモチベーション)は何であるか?ということです。
会社の理念やミッションに、企業の社会的意義のない会社がたくさんあります。
もちろん古くから伝統のある会社があったり、多くのファンを持つメーカーがあるかもしれません。
これまでの購買動機は、商品のクオリティーであったかもしれませんが、現在は、それだけではないということを理解しなければなりません。
その企業が持っている社会的価値が、その商品の価値を支えているのです。
ですから、CSRという対処的な方法で社会価値を維持するのではなく、経営戦略の一環として社会化の中でCSRを実施してゆかなければならない状況にあるのです。
理念が社会化されていれば、事業は社会化されます。
ですから、CSR活動は重要な戦略の1つになりえるのです。
社会企業化できる会社が、これからの経済情勢に対応することができ、生き抜いていくことでしょう。
社会企業化コンサルティング 中島康滋
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
社会企業化する企業
2009.01.10
2009.01.07
2009.01.05
2009.01.04