-企業と中間管理職の関係性から組織診断の重要性を考える-
組織診断や従業員満足度調査は、社内の人事部が実施すると、社員の本音
が明らかになりにくいという事実があります。それは社員が自身の発言に
より、人事評価に影響が出ることを恐れるためです。よって組織診断は
第三者機関により、実施することをお勧めします。
またWEBや紙ベースによるアンケートだけでなく、第三者機関の人間が、
直接社員と話をして、本音を聞き出すことが重要な役割を果たします。
◆効果的な組織診断◆
組織診断を実施することにより、社員は「企業側が自分たちの意見を聞い
てくれる」という実感を持つようになり、より良い組織作りに貢献するよ
うになります。
組織診断や従業員満足度調査は人事制度/風土改革の第一歩であり、最も
肝心なことは、それらの調査結果から得られた改善策を実行することです。
社員は組織診断を行った後に、会社により何の施策もとられないと、組織
診断自体の意味を疑うようになります。
そのため組織診断を実施した後に、診断結果と今後の施策を社員に公開し、
改善策を実行することが大切です。
風通しの良い組織、そして何よりも社員が働きやすい環境を整備する
ことが、強い組織作りの秘訣です。まずは組織診断で自社の“健康度”
を測ってみてはいかがでしょうか?
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