プレゼンのプロローグは多少なりとも緊張するものです。 しかし、ここで聞き手のマインドをグッとつかめるかが、 プレゼンの成否を大きく左右するというのも事実です。 最初にシクじるとなかなか挽回するのは大変なものですよね。 そこで、プロローグの「つかみ」について考えてみましょう。
このキャッチコピーを考えるヒントは、以前ブログで書きましたが、
・全く別カテゴリーの用語を使う
→ 「Docomo2.0」:Web2.0の転用
・語り手をずらす
→ 「そうだ!京都へ行こう」:顧客の声にずらす
・擬人化する
→ 「お口の恋人」:お口を擬人化
・Before/Afterで語る
→ 「もっと乗りたくなる、Zoom、Zoom」
・五感で表現する、
→ 「血液サラサラ」
・色彩で表現する
→ 赤の旅団(?)
<ご参照>http://kayumi.jp/index.php?itemid=20&catid=2
「日本列島改造論」などは、政策を語るのに、
学術的な「論」という言葉を使った好例だと思うのです。
(5)アウトライン
「これから3つの話をします」「それだけです、たった3つです」
2005年、スタンフォード大学卒業式でのJobsのスピーチは、
こんな言葉から始まりました。
そして、「一つ目は、、、」と話は続きます。
これはプレゼンによく使われるテクニックですよね・
まず、聴衆にスピーチの全体構造を理解させる。
そうすることで、聴衆は安定した気持ちで「傾聴」できるわけです。
このプレゼン冒頭のプロローグで、
聞き手のマインドにプラスの影響を与えることがいかに重要か、、、
皆さんは、プロローグをしっかり考えていますか?緻密に設計していますか?
もちろん、Jobsが語るから聴衆は引き込まれるんですよね。
でも、そのJobsでさえ、緻密にプレゼンを設計し、リハーサルを行っているそうで、
一般ピープルの我々は、更なる努力をすべきだと思うのです。(^^)
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
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プレゼンを科学するジョブスに挑戦
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