日本のお父さん、お母さん。ぜひとも、子ども達と握手をしてほしい。あなたのことをこう考えているのよ! というメッセージが伝わるように、気持ちをこめ握手をしてほしい。
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◇皆さんは、自分の子どもと握手をしているだろうか?
お子さんが学校に行く時、習い事に行く時、
あるいは、クラブの試合に向かう時、
はたまたお説教をして、そのお説教の意味を約束させる時、
こんな色々なケースで握手をしているだろうか。
◇子育ては、コミュニケーションだ。
親と子のコミュニケーションの手段にも色々なものがあって、
言葉もあればジェスチャーもあるし、また顔の表情もすべて
コミュニケーションの手段となる。
もちろん声のトーンだって、重要な手段だ。
私たち親は、このことをもっともっと
意識して、子ども達と接した方がよいのかもしれない。
◇中でも、握手は、力を与えるコミュニケーションの手段になる。
また、自分の意志を伝える手段にもなる。ぜひ、子ども達と握手を
してほしい。お父さん、お母さんは、あなたのことをこう考えて
いるのよ! というメッセージが伝わるように、握手をしてみてほしい。
お母さん:明日、運動会でしょ。何が、一番の楽しみなの?
A君 :何だろう?・・・・。
お母さん:ここんとこ、ずっとA君が朝練に行ってたから、
お母さんは、リレーが楽しみよ。
A君 :そうだね。リレーかな。でも僕・・・。
お母さん:「でも僕」ってなによ。何を心配してるの?
A君 :3組のB雄が、僕と一緒なんだけど速いんだよ。
お母さん:もともとA君より速いんでしょ。気にすることないわよ。
それよりも、全力を出せばいいのよ。一生懸命走ればいいのよ。
A君 :もし、B雄に抜かれたら、どうしよう?!
お母さん:大丈夫。抜かれてもA君が、一生懸命走れば、そのことを
みんなは分かってくれるから。あなたは、とにかく、全力
を出して走るだけでいいのよ。抜かれても抜かれなくても、
何事にも全力を出すことが大切なことなの。運動会は、そ
ういうことを教えるためのものなんだから。
A君 :わかったよ。
お母さん:じゃあ、明日頑張ろうね(力強く握手)
◇子どもが自信をなくしている時は、握手をしながら抱きしめてもいいか
もしれない。私は、小学生の間は、握手プラス抱きしめて、我が子とコミ
ュニケーションをとっていた。
元気を与える握手、約束を守ってもらう握手、色々な握手をしてみよう。
言葉以上に、ボディランゲージは、気持ちを伝えるものだ。
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2008.11.30
2008.12.06
合資会社 マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表
1961年、神奈川県横浜市生まれ。 現在、合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表。 NPO法人 ピースコミュニケーション研究所理事長。