リアルの店舗展開をしている企業が、最近ネットへ事業参入する動きが盛んになってきた。インターネットやWebサイトというコミュニケーションプラットフォームを利用し、顧客とのCRB(Customer Relationship Building)という考え方で、今後ネット戦略を考える必要性を記載する
電車にも乗らない、コンビニも行かない、新車を毎年買い換えるような顧客層に対してであれば、また別の超富裕層向けの戦略があるが、大抵の企業が、
『何故リアルビジネスとネットビジネスを別々のものとして戦略を考えてしまうのか』
ネットはリアルの補完でもあり、また置き換えにでもなるが、その特性を生かした戦略を考えるべきである。
①自分達のターゲットとする顧客層は見えているか
②来訪率や購買単価、利用率の高い顧客の行動パターンは見えているか
③商品のライフサイクルは見えているか
③社内のビジネスプロセスを全て把握できているか
現在、様々な技術やサービスが生まれている。
最近目にするのは、ネット上で離脱してしまう(サイトから出ていってしまう)お客様に対して、ネットから自分の電話番号を入れると、(相手には電話番号は表示されない)コールセンターと自分の電話を繋いでくれるサービスや、ブラウザ自体をシンクロさせ、電話をしながらお客様のパソコン上に様々な商品説明のサイトを表示させ、申込の入力自体もリモートでできるような技術など、Webサイトはコミュニケーションプラットフォームになりつつある。
ネットとリアルの融合は、これからも様々な技術やサービスと共に、新しい展開が繰り広げられる。
リアルの概念を打ち破り、ネットの有効性を考えた新しいWeb戦略が今後も出てくることを期待したい。
【備考】
株式会社Nexal
・Webコンサルティング
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