先人の培ってきた歴史を大事にするということと、過去にアウトプットした成果物をそのままにしておく、あるいは、過去のやり方をそのままにすることは、違いませんか? 逆に、新しいやり方ばかりする人というのは、本当に先人の想いを引き継いでいないのでしょうか?
本当に「過去を大事にしたい」という気持ちは、「自分が“過去”になるように、自分の事例を参考にしながら、悪い点をどんどん新しくしてほしい」という願いと一致しませんか?
だから、過去を大事にする人ほど、新しいことを生み出しているはずなのです、本来は。
逆に、過去のモノをそのまましまいこんでいるだけ、という人は、心のどこかに「あのときはよかった…」のような、過去しか見ない後ろ向きな気持ちも多く含まれているような気がします。
※もちろん「過去の反省」のために、過去の遺産の一部をしまいこんでおくなんかは、この限りじゃないですね。
先人は、人類の発展を望んでいるはずです。
じゃあ、過去を大事にするのであれば、どんどん過去の「事象」は捨て、「想い」を引き継いでいきましょうよ!
教育に携わる自分だからこそ、人一倍、後進のために、自分のやり方・自分が生み出してきたもの“に拘らない”自分でいたいものです。
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